『日本人になった祖先たち』

日本人になった祖先たち―DNAから解明するその多元的構造 (NHKブックス)

日本人になった祖先たち―DNAから解明するその多元的構造 (NHKブックス)

 

先日テレビで、縄文人のDNAについての最新の研究を紹介していて、手持ちの本のなかから引っ張り出して再読しました。

20世紀まで日本人の起源はいろいろな説が乱立している状態でしたが、科学の発達によってかなり詳しいところまでわかるようになってきたようです。

現代人のミトコンドリアDNAの分析によると、旧石器時代縄文時代)断続的に大陸からやってきたひとたちが日本に住み着き、その後弥生時代になって農耕を持った中国南部のひとたちがやってきて平和裏に混血、現代日本人の祖先になった、ということです。

となると、縄文時代からして、日本人は多様であったということができます。
縄文人、弥生人という単なる二重構造ではないようです。

そして、現代は弥生人流入以来の、DNAシャッフルが進行しているとか。
多様性がなくなるのは、残念。これも時代の流れなんでしょうか。